尼崎市武庫之荘の歯科医院
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歯周病(歯槽膿漏)治療

(1)歯周病とは?

歯周病とは、歯を支えている歯周組織(歯肉・歯槽骨・歯根膜・セメント質)が細菌に侵される感染症のことです。
歯周病はかつて歯槽膿漏といわれました。これは歯ぐきが腫れて、歯と歯肉の隙間から膿が出てくることに由来します。
歯周病は歯肉炎と、さらに病状が進行した歯周炎に分類されます。
歯肉炎とは、細菌による炎症が歯肉に限局して起きたものです。歯ぐきが赤くなったり、腫れたり、歯ぐきからの出血があるときは、歯肉炎にかかっている可能性があります。

歯周病の歯

歯肉炎をそのまま放っておくと、細菌感染は歯根膜や歯槽骨にまで波及し、深い歯周ポケットを形成し、歯槽骨が吸収され歯がグラグラしてきます。これが歯周病です。
歯周病はほとんど無症状にゆっくりと進行するため、歯がグラグラしたり、歯ぐきが急に腫れて痛くなるまで放置されがちです。そして、気付いた時には歯槽骨がほとんど失われ、治療が大変困難な場合が多いのです。

(2)歯周病の進行

歯周病は徐々に進行する病気です。
重度の症状が出てから慌てて治療するのではなく、早い段階から予防することが大切です。

ここでは5段階に分けて、歯周病を解説します。

◆健康な歯周組織
この歯肉溝にプラークがつかないように適切なブラッシングが必要です。
健常な歯周ポケットは、0.5~2mm です。3~6カ月に一度、定期検診を行いしっかりとプラークコントロールしましょう。

◆歯肉炎◆
歯肉溝にプラークがたまり、歯肉に炎症が起きています。そのことにより歯周ポケットと呼ばれるものができました。この段階では、歯を支える歯槽骨は吸収していません。
3カ月に一度、検診に行き、ブラッシングにて改善をはかります。歯石の付着があるところはルートプレーニングを行う場合があります。

◆軽度歯周炎
いわゆる歯周炎です。歯周ポケットは、4~5mm ほどになり、ポケット内にプラークや歯石がたまり炎症がより強くなります。歯肉の色が赤みを帯びてきます。歯を支える歯槽骨も吸収し始めます。
麻酔をして、ルートプレーニングを行い、歯石を除去します。

◆中等度歯肉炎
炎症が進行して歯周ポケットが深くなります。歯槽骨の吸収も進行してきます。歯を指で押すと弱干ぐらぐらしてきます。
麻酔をしてルートプレーニングを行い歯石を除去します。症状が重いところは歯周外科手術へ移行する場合もあります。

◆重度歯肉炎
歯のぐらぐらも著しくなり歯肉も全体的に真っ赤もしくは赤紫色になり出血も認められます。
歯を保存できるようであれば歯周外科手術、再生療法を行います。残念ながら抜歯となる場合もあります。

(3)治療法

歯周ポケット

どのような病気もそうですが、早期発見、早期治療が最善です。
歯周病は歯と歯ぐきの境目に付着したプラーク中の細菌が原因で起こります。つまり、プラークコントロールが最も効果的な原因除去療法なのです。
また、歯周病は『生活習慣病』の一つとしてあげられ、食生活、運動習慣、喫煙、飲酒等の生活習慣によってもその発症・進行が関与します。つまり、体の抵抗力を上げて免疫力を活性化させることも重要です。
実際の治療は、まず患者さんが毎日行えるブラッシングの効果を上げるために、専門家によるブラッシング指導を行います。
次に、歯冠部に付着している歯石を除去し、歯の表面を機械的に研磨(PMTC)することによってプラークが付き難いようにします。この段階で、歯肉炎や軽度の歯周病は改善します。
さらに進行しているケースでは、歯根表面に付着した歯石と細菌が出した内毒素が染み込んだセメント質の最表層を除去するルートプレーニングを行います。これによって、歯周ポケットが浅くなり、炎症が軽減されます。当医院ではハードレーザーを用い、セメント質に染み込んだ内毒素を分解させることで早期に治療効果が得られます。
この段階で、歯肉からの出血や排膿(膿がでること)は治まり、歯の動揺も改善されます。
しかし、歯の動揺が著しく、歯周ポケットが4mm以上あるケースではポケット内の最深部の清掃が十分にできないため歯周外科を行う場合があります。
歯周病はひとたび罹患すると完治することが難しい病気です。
治療が終わったあとも、再発を防止するために、定期的なチェックとクリーニングが必要となります。来院していただく間隔は歯周病の程度によって異なりますが、健康な歯ぐきの方のメインテナンス間隔が6ヶ月~1年ぐらい毎であるのに対して、中等度以上に進行した歯周病にかかっていた方の場合は1~4ヶ月に一回はクリーニングが必要となります。
再発予防のためにも定期的な歯科検診が重要です。

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