デジタルマイクロスコープ(顕微鏡)「ネクストビジョン」を導入しました。

ネクストビジョン

より精度の高い治療を患者様に提供するため、口腔内カメラと顕微鏡の機能を兼ね備えた高倍率のデジタルマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)「ネクストビジョン」を導入いたしました。

「ネクストビジョン」は4K高画質とLEDライトを搭載しており、8倍から最高倍率80倍まで視野を明るく拡大することができます。マイクロスコープを使用した治療では、肉眼では見えないものを拡大観察し、より精度の高い治療を行うことができます。
また、口腔内カメラとしての機能を使い、患者様に治療部位の画像や動画を高画質モニターで見ていただき、お口の状態や治療の経過を詳しく説明できるようになりました。
南林歯科クリニックでは患者様の大切な歯を少しでも長く健康に維持することができるよう、デジタルマイクロスコープを使った精密治療に力を入れています。詳しくは「精密根管治療」のページもご覧ください。

ネクストビジョン

(株)ヨシダHPより

デジタルマイクロスコープを用いた治療例

根管治療(歯内治療)

むし歯が進行し、歯の中の神経(歯髄)にまで感染が進んでしまうと「根管治療」が行われます。根管治療は根管内の感染した歯髄をきれいに取り除き、洗浄・消毒し、薬剤を詰めます。根管は非常に複雑な形状をしており、肉眼で見ることができません。暗くて狭い根管を治療するには、根管内の細部まで詳細に明るく拡大視できるマイクロスコープが活躍します。

また、当院では患部の詳しい情報を得ることができる歯科用CTも導入しています。従来のレントゲンとは違い、3次元の立体画像を撮影できる歯科用CTは、複雑な歯根の中の神経や血管、歯の根の先端の膿等、病巣の状態を把握できるため、正確で精度の高い診断が行えます。診断の正確さは根管治療の成功に重要な役割を果たします。

歯周病の治療

デジタルマイクロスコープを用いると、歯周ポケットの中の歯石がよく見えるため、器具を正確に入れることができるだけでなく、肉眼では見えなかった病巣を見つけて除去できるようになります。歯根や歯肉を傷つけずに治療できるため、痛みや出血を抑え、患者様の負担軽減に役立ちます。

むし歯の治療

肉眼では確認できないような初期段階の小さなむし歯が早期発見できます。拡大視野で細菌に侵された部位だけを削り、健康な歯まで削りすぎることを防ぐ低侵襲な治療を行います。また、むし歯を全て削り取ることにより、むし歯の取り残しをなくし、再発のリスクを抑えます。

歯に詰め物やかぶせ物をする際にもデジタルマイクロスコープを活用します。小さな隙間や歯と詰め物の境目をミクロン単位で精密に仕上げることでき、審美性と機能性を兼ねた治療が期待できます。

小さなクラック(亀裂)や歯ぐきの下の歯石の発見

肉眼では見過ごすような歯面に発生する微小なクラック(亀裂)や歯の際や歯ぐきの下にある歯石が発見でき、早期発見・早期治療が可能になりました。

デジタルマイクロスコープを用いた精密治療をご希望の患者様は当院までお気軽にご相談ください。