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乳歯のむし歯

1.乳歯のむし歯の特徴

1)乳歯のむし歯の発生率は極めて高い
乳歯のむし歯は永久歯に比べて、一時に多数歯の多歯面に発生することが多い。
乳歯では永久歯にはあまり見られない平滑面、歯頸部、隣接面などのむし歯が多く見られます。

2)むし歯の進行が速い
乳歯は酸に対して永久歯より溶けやすい。そのため乳歯はむし歯の進行がきわめて速く、短期間のうちに歯冠の大部分が崩壊したり、残根状態(C4)になるものが多い。

3)歯髄炎や歯根膜炎に移行しやすい
乳歯はむし歯の進行が急速であることに加えて、自覚症状が少ないために、気付かない内に歯髄や歯周組織にまで炎症が波及していることが多い。

4)第二象牙質の形成が活発である
乳歯のむし歯は進行が速いが、その反面、乳歯の歯髄は再生能力や治癒能力が旺盛である。そのため、むし歯の進行に対して第二象牙質を速やかに形成し、歯髄を露髄や感染から保護する。

5)小児の発育環境に影響される
乳歯は胎生7週から生後10ヶ月までの間で形成されるため、乳児期の発育環境は乳歯の形成に大きな影響を及ぼします。未熟児や人口栄養児などではむし歯の発生率が高くなります。

2.乳歯のむし歯の好発部位

乳歯のむし歯は上顎乳前歯、下顎乳臼歯に多く見られ、下顎前歯にはほとんどむし歯は見られません。
3~4歳頃までは上顎の乳中切歯、乳側切歯がむし歯に成り易く、5歳を過ぎる頃から乳臼歯のむし歯罹患率が高くなります。
乳歯列期を通してむし歯の罹患率が最も高いのは、下顎乳臼歯で、ついで上顎乳臼歯、上顎乳前歯の順に低くなっています。下顎乳前歯はむし歯罹患率が他の部位と比較して極端に低い特徴が有ります。

3.乳歯のむし歯による為害作用

1)咀嚼機能の低下

多数の乳歯がむし歯になって歯冠が崩壊したり、早期に抜けてしまうと上手く咬めない咀嚼障害が起こります。

2)永久歯への障害
歯髄炎からの根尖病巣があると、後続永久歯の歯杯に影響を及ぼし、形成障害および萌出位置や萌出時期の異常を招きます。

                              

3)不正咬合(歯並びの異常)の誘発

乳歯の歯冠崩壊や早期喪失によって後続永久歯の萌出余地が減少し、歯列の異常が生じ不正咬合を生じさせます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 4)永久歯のむし歯を誘発

乳歯のむし歯を放置していると、口腔内の清掃状態が改善されないことから永久歯、特に第一大臼歯がむし歯に成り易いです。

5)発音障害の誘発
乳歯の多数のむし歯や欠如もしくは歯列不正は、発音の障害を招きます。

6)口腔悪習癖の誘発
歯痛や歯の崩壊などで口腔内が気になると、口に指を入れたり舌をもてあそび、悪習癖の誘因になります。

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