尼崎市 武庫之荘の審美とインプラントなら南林歯科クリニック

ジルコニア 審美歯科治療

ジルコニアについて

酸化ジルコニウム(ZrO2)のことを一般的にジルコニアと呼んでいます。
 ジルコニアは、オーストラリアや南アフリカ、ウクライナなどで多く採れるジルコニウム資源鉱物を製造加工して作られます。

一般的な性質としてジルコニアは2700℃近い高融点の物質で、低熱伝導率、耐熱性、耐食性、高強度等、多くの機能を有しています。
しかし、ジルコニアは温度帯によって結晶の形(結晶系)が変わっていしまいます。この現象を相転移とよび、相転移する温度を相転移点と呼びます。
純粋なジルコニアの場合、1000℃で単斜晶(ティッシュボックスのように全て長方形を組み合わせた箱形の結晶)から正方晶(長方形と正方形を組み合わせた箱形の結晶)に相転移を起こします。このとき体積が大きく変わるため、ジルコニアセラミックスは割れてしまいます。
そこで多くのジルコニアセラミックスは混ぜ物をして温度を上げても相転移を起こさないようにしてあります。
一般的にはMgO(酸化マグネシウム)、CaO(酸化カルシウム)やY2O3(酸化イットリウム)等の希土類酸化物を混ぜます(これらを安定化材と呼びます)。これらの安定化材が結晶に十分な量溶け込むと、ジルコニアは液体になるまで転移を起こすことがなくなります。これを「安定化」といい、CaOで安定化した物をCaO安定化ジルコニア、Y2O3で安定化した物をY2O3で安定化ジルコニアと呼びます。

特に注目度が高まっているのが、歯科材料としての応用です。「白くてきれい」「強くて丈夫」「人体に優しい(生体親和性に優れている)」という特徴から、補てつ物としてクラウン(被せもの)やブリッジに最適なのです。これまで銀歯としておなじみだった金属素材に代わり、広く使われるようになっています。

ジルコニアの優れた特性

強度

強さとしなやかさを併せ持ったジルコニアは、そう簡単にお口の中で欠けたり折れたりしません。強度が高いため、補強のために金属を使う必要がなく、金属アレルギーの方でも安心です。

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強くて丈夫だから金属を使う必要がありません
これまで、噛み合わせの力が強くかかる歯には、セラミックに金属を焼き付けて補強したメタルボンドが使われてきました。しかし金属が入ると美観が下がり、しかも金属アレルギーの可能性が高まってしまいます。対するジルコニアは金属を一切使わずにメタルボンドと同じ強度があるため、治療の幅が広がります。

軽さ

ジルコニアは、金合金と比較すると重さわずか3分の1。軽いので、違和感がありません。ストレスなく思い切り噛みしめることができます。

審美性

まるで天然歯そのものの透明感、そして色調の再現力を備えています。大きな口を開けて笑っても、義歯であることがわかりません。

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メタルボンド

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ジルコニアセラミック

従来のメタルボンドとジルコニアセラミックの光の透過度の比較テストになります。ジルコニアの透過性の良さを証明しています。

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治療前

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治療後

金属を使わないから黒ずみ(ブラックライン)が出ない
メタルボンドのように金属をフレームに使うと強度が高まりますが、時間が経つと歯と歯ぐきの間に黒ずみ(ブラックライン)が現れます。さらに光が当たったときに歯の中心部分が薄暗く見え、特に前歯は天然歯との違いが目に見えてわかってしまいます。

これを解決したのがジルコニアです。金属を使わなくても優れたな強度があり、素材そのものの光の透過性に優れているので、例えば晴れた空の下で思い切り笑っても天然歯との違いがわかりません

生体親和性

人体とよくなじむ成分で、金属アレルギーの心配もないのがジルコニアです。

お口の中に入れるものだから、何よりも安全性が重要です。
ジルコニアは金属イオンの溶出が起こらない材質のため100%アレルギーが起こりません。
金属アレルギーとは、金属が皮膚に触れたり体内に入り込んだりしたときに、皮膚がかぶれるなどのアレルギー症状が現れる疾患です。以前は肌に触れるアクセサリーなどが原因とされてきましたが、実はお口の中の詰めもの・被せものが原因となっているケースも多く報告されているのです。
歯科金属によるアレルギーは、金属製の詰めもの・被せものから金属イオンが溶け出すことが原因。金属イオンは唾液に混じって体内に取り込まれ、体内のたんぱく質と結合し、アレルギー症状を誘発するアレルゲンに変身するのです。
口腔粘膜と直接触れていて、なおかつ常に唾液にさらされている歯科金属は、実は金属アレルギーを引き起こしやすい危険な存在だったのです。

ジルコニアは、その安全性から人工関節としても使われるほど、人間の体に優しい材料です。
長い間つけておくものですから、自然に近い、安心できる素材をおすすめいたします。

ジルコニアと他の歯科材料との比較

ジルコニアは人工ダイアモンドとして有名であるが歯科領域では究極の審美性素材として今、大変注目を浴びています。今までの歯科の中心的な素材は金属、セラミック、レジン樹脂が主流でした。口の中の環境下ではまず腐食しないこと、強度があること、見た目が良好であるという3つの要件があります。レジン樹脂では見た目がよくても柔らかく次第に磨耗してしまうこと,変色していくという欠点がありました。金属は硬く丈夫ではありますが、見た目が悪く人により金属アレルギーを引き起こす原因となります。セラミックは見た目もよく、硬く、変色もない良質な素材ではありますが唯一の欠点として強い衝撃力に対してお皿のように割れる可能性があります。これらの3つの要件を満たしているのがジルコニアと考えればいいと思います

素材 ジルコニア オールセラミック メタルボンド ゴールド 銀歯
審美性 × ×
強度
金属アレルギーのなりにくさ ×
汚れの付きにくさ

なぜ今まで歯科で使用されなかったのか?

以前よりジルコニアが歯科では最高の素材であることは知られていました。しかし、金属よりも硬いこの素材を加工する技術がなかったのです。
数年前よりCAD/CAMと呼ばれるコンピュータ制御の削り出し技術革新が起こりました。その結果としてジルコニアを歯科分野に応用することが出来るようになり普及して来ました。

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