尼崎市 武庫之荘の審美とインプラントなら南林歯科クリニック

ドックベストセメント(究極の歯髄保護・MI治療)

(究極の歯髄保護・MI治療)

ドックベストセメント(Doc's Best Cement)はリン酸亜鉛セメントですが、歯髄保護と抗菌作用(銅イオンの殺菌力)を持つ銅セメントです。銅イオンの持続的な殺菌力は深い虫歯治療において大変有効で、殺菌効果が24時間程度しか持続しない三種混合抗菌剤(3Mix法)より画期的な治療法です。

虫歯菌に犯された軟化象牙質は、すべて取り除くのが原則です。しかし、虫歯の進行が深いケースでは、軟化象牙質をすべて取ると歯髄が出てしまう場合があります。
そのため、歯髄を保存させるため、従来は軟化象牙質を残したまま三種混合抗菌剤を貼布していました。しかし、三種混合抗菌剤は、硬化しないため薬が漏れないように封鎖する必要があります。この封鎖作業が完璧でないと効果がありません。
その点、 ドックベストセメントは歯科用セメントなので完全に固まってしまい、操作が煩雑でないぶんミスが少なくなります。   しかも、充填後は感染牙質は再石灰化し治癒してしまうという優れものです。

 また、このDoc's Best Cementは3Mix法のように抗生剤の薬効低下はなく永続的な薬効があるため、一回の操作で充分です。それに抗生剤を使用しないため、アレルギー等の心配はありません。

 

むし歯菌は歯の表面のエナメル質を脱灰して象牙質に進入すると象牙質に無数に有る象牙細管内を通って拡散するため、むし歯の進行が速くなります。

 

ドックベストセメントの治療法

虫歯で深い穴があいた部分にドックベストセメントを詰めるだけで治療できます。

虫歯の断面図

虫歯の断面図

虫歯菌によって象牙質が侵食さて、柔らかく多数の細菌が増殖している軟化象牙質を形成します。細菌は象牙質を構成する象牙細管内に進入してさらに深く感染を引き起こして歯髄に炎症を引き起こします。

通常の虫歯治療

通常の虫歯治療

虫歯で変色した部分をドリルで削り、樹脂などでふたをしますが、象牙細管の深くに潜んだ細菌が増殖し虫歯が再発してしまいます

もちろん、歯髄炎を伴う場合は神経を抜く必要があります。
神経を抜くと、栄養が行かず歯がもろくなったり変色したりする大きなリスクがあります。

ドックベストセメントを使用した治療

 

ドックベストセメントを使用した治療

変色した部分を削らず、ドックベストセメントでふたをします。

永続的な薬効のおかげで、徹底的に象牙細管に潜む最近や神経に達した細菌も浸透殺菌します。

詰める際にどうしても残ってしまう隙間などは歯の自己回復力で元に戻ります。

銀の詰め物の中で虫歯が進行しています。 銀の詰め物を除去し、痛くない程度に軟化牙質をとります。 すき間が出来ないようにドックベストセメントを詰めて終わります。

 治療前

 治療中

 治療後

ドックベストセメントの欠点

  • 健康保険が使えない

    この治療法は現在の日本の保険適用項目にないために、経過観察を含めてすべて自費治療となってしまう。(これは3MIX法も同様です。また、歯科医院の収益の問題で、この治療にかかる費用を極端に安くすることは難しいと思われます。なぜなら、かなりの割合でドックベストセメントをつめて経過観察あるいは積極予防で経過観察になってしまうため、本気で取り組む歯科医院自体の経営破たんをきたしてしまうから。)

  • 経過観察が欠かせない

    極端に大きくなった虫歯を対象とした場合、術後の状況変化をしっかりチェックしないと中で神経が死んでしまったりしても見逃してしまうことも起こりうる。すべてのむし歯を必ず救えるわけではないため、治療を受ける患者さんの理解と協力が何よりも大事。

  • 痛みの強い歯・すでに歯の大部分が崩壊している歯には使えない

    痛みのある歯に無理に使うと、治るどころが症状を悪化させてしまいかねない。また、神経が大きな問題を抱えている場合、術前に痛みがなくとも術後に痛みが出てしまうこともまれにある。

  • 見た目が気になる場所の虫歯には使えない

    変色・着色した虫歯でも取りきらないため、歯の健康よりも審美的欲求が強い場合にはお勧めできない。また、大きな虫歯の保護のため、ドックベストセメントをつめた上を仮のセメントや樹脂で覆ってあまり対向の歯と接触しないようにして経過観察に入った場合、半年~2年程度経過後に再修復になるが、そういうスパンでの治療が面倒だと思われる場合はお勧めできません。

  • 明らかに適応症かどうかの基準が明確ではない

    どんな治療においても言えることですが、個々の状況に対応する完璧な基準は存在せず、またこの方法自体、よりチャレンジ的に歯の質の保存・神経の温存を狙ったものなので、中には(まれにですが)症状が悪化して神経を取らなければならない場合も出てきます。ただ、この方法にチャレンジしなければもともと神経を取らなければならない状況だったという場合がほとんどなので、かなりの割合で神経を残し、歯の質の量の消失を防げるこのセメントは大変ありがたい存在です。

 

MI治療とは

ミニマル インターベンションinimal ntervention)とは2000年国際歯科連盟(FDI)が提唱した新しい概念で、必要最小限の侵襲で最善の虫歯治療を行うことで、G.V.Black博士が提唱したう蝕部位の予防拡大や便宜形態の為の歯の切削処置を見直す治療概念です。

 具体的には、齲蝕のメカニズムを理解したうえで、それに基づいた正しい診断から治療計画を立て、できるだけ歯牙への侵襲の少ない齲蝕処置を行い、患者とコミニケーションをとりながら歯の健康のために、リスク管理を進めていくというものです。

 

 

 

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