リ・エナメル治療

エナメル質のミクロのキズ

エナメル質の表面は本来スベスベしていて歯垢などの汚れが付きにくいようになっています。
ところが、初期むし歯のように酸に侵されたエナメル質の表面はミクロのキズが多数認められるようになります。
エナメル質の表面が荒れることによって、歯垢が付きやすくなりむし歯へと症状が進行してしまいます。

むし歯を予防し日々のお手入れがし易いように、エナメル質のキズを元に戻す方法が『リ・エナメル治療 』です。 

 

《リ・エナメル治療の手順》

治療前
歯の表面に歯垢が付着し、少し黄ばんでいます。

 

歯の表面に付着している歯垢などの有機質を薬液で分解除去します。

歯のエナメル質と同じ成分であるm-HAP(ナノハイドロキシアパタイト)を豊富に含有したペーストを用いて歯の表面にすり込むように磨いていきます。

歯のきばみが取れて、エナメル質表面の粗さか改善されます。その後再石灰化を促進させるべく(POs-Ca)を配合されたガムを20分噛んで唾液の分泌を促します。
   

 

 

 

ナノ・ハイドロキシアパタイトm-HAPの3つの作用

 

1. 歯垢の吸着除去

m-HAPのナノ粒子は優れた菌吸着力を有しています。歯面の歯垢や口腔内細菌を吸着、除去しやすくし、口腔内環境をととのえます。

説明: ミュータンス取り込み

2. 歯面の微小欠損の充填

m-HAPのナノ粒子は歯面のミクロの傷を埋めて修復し、表面を滑らかにして、歯垢や着色汚れの再付着をしにくくします。

写真はブリーチング後、m-HAPで処理したエナメル質表面を示し、同一歯のコントロール面(未処理の表面)と比べて、表面厚さの段差が観察されます。

 

磨剤配合のデンタルペーストで磨いた後に、m-HAPでトリートメントした歯の表面の電顕写真

説明: 歯のトリートメントケア

歯の表面のキズに、ナノ粒子のm-HAPがエナメル質の一部として結晶化され、歯の表面が平滑になります。

3. 表層下脱灰層の再石灰化

m-HAPのナノ粒子は、エナメル質表層下から溶け出したミネラルを補給し、初期う蝕の部位を再石灰化する作用があります。in vitroの試験では、写真のような表層下脱灰層の再石灰化作用が確認できます。

説明: 歯のトリートメントケア

 X線写真                 m-HAPを作用させた後

フッ素の作用は、唾液中のリン酸イオン、カルシウムイオンに働き、表層化脱灰
層の上部からの再石灰化を促進します。
これに対してナノハイドロキシアパタイトは歯とほぼ同じ成分のため、表層化脱灰層の上部のみならず、表層下の脱灰内部に浸透して、脱灰層の深部からも再石灰化します。 

 

リ・エナメルの症例

治療前   治療後
 
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下記のホームページも是非ご覧ください。

http://minamibayashi-implant.net/

http://air.atline.jp/minamibayashi/index.html