根管治療とは? 

 根管治療歯根治療)とはむし歯が進行したために歯髄が細菌に犯されて歯髄炎を起してしまった歯の治療法のことです。
 歯髄が炎症を起してしまうと激しい痛みを伴うため歯髄組織を、ステンレス製のリーマーやファイルという器具を用いて隅から隅まで除去し、根管内を化学的に清掃・消毒し、根管内を無菌状態にした後、根管充填剤を根管内に緊密に充填する必要があります。しかし、根管の形態は複雑で、湾曲していたり副根管や側枝と呼ばれる抜け道があるため、完全に除去することは殆ど不可能です。治療後の再発があるのはこのためです。
 再発の場合、細菌は根尖孔を通って歯根膜に達し、根尖性歯周炎となり、根尖病巣を形成します。この状態に進行すると、難治性で慢性化しやすく瘻孔(膿の排泄される穴)が形成されます。
 根管治療を成功に導く鍵は、如何に根管内を無菌状態にし、根尖孔を封鎖できるかに掛かっています。
 当医院では、根管内の拡大清掃にニッケルチタン製のリーマーを使用しています。これは弾性が有るため湾曲している根管に適合した拡大ができます。さらに、根管消毒に水酸化カルシュウムを用いています。水酸化カルシュウムは組織為害性が少なく、根尖孔の石灰化を促進し、根尖孔の完全封鎖が得られ再発が防げます。
 また、ハードレーザーを根管に用いることで根管充填時の乾燥と消毒が十分に行える利点があります。
 
 当医院で使用しているNd:YAGレーザーは、石英ファイバーによりレーザー光が伝送されるシステムを採用しています。この石英ファイバーは200~400μmと細いことから、直接根管内に挿入したり瘻孔から挿入して直接根尖病巣にレーザー光を照射することが可能です。
レーザーの殺菌・消毒作用や蒸散・熱凝固作用を用い、根管側枝や根尖分岐部に残存する歯髄組織や細菌を蒸散させ、根管充填時の乾燥も同時に行います。
根尖部へのレーザー照射あるいは瘻孔からのアプローチによって、難治性の根尖性歯周炎の咬合痛や鈍痛が早期に消失します。

 詳しくは《レーザー治療》を参照してください。

 根管の複雑な形態
左の図は、根管の複雑な形態を表しています。


この中を、リーマーやファイルを用いて、きれいにして、薬を詰めるのは、非常に困難な作業です。

 

 

 

 

 

神経の治療から冠作製までの流れ

麻酔抜髄の治療(初回の神経の治療)

 

 

感染根管治療(既に歯髄が壊死していたり、神経治療後の感染による再治療)

 
 
 
下記のホームページもご覧ください。
http://minamibayashi-implant.net/ 
http://air.atline.jp/minamibayashi/index.html